あっという間の3年間だった。息子とMくんは入学前から部活に招集されてた。Mくんはこの地区では実力者であり、そのMくんに勝ち優勝経験がある息子の実力もまた見込まれての事だ。その年の予選は私立の強豪校を見事倒して地区優勝を果たした。しかし県大会でその学校にリベンジされ先輩を東海大会へ連れて行くことができなかった。
2年目は同じクラブで兄のように過ごしてきたKくん最後のインターハイ。前年より一回多く勝ち東海大会出場決定戦まで残れた。相手校は前年も東海出場している強豪校だ。しかし勝てない相手ではないこともわかっていた。が、惨敗だった。今思えば気持ちの良い負け方だった。
3年目自分たちの為に戦うインターハイはコロナで中止。1番東海出場可能性のあるインターハイだった、東海出場したかもしれない。いや、きっとしただろう！そんなチームだった。団体戦メンバーで試合に出れるのは4人、4人以外は審判や応援だがみんな気持ちの良い子ばかりで、それがチームの力になってることは確かだった。このチームで東海大会に行けなかったのは残念だ。こんな思い出を作れた3年間に明日終わりを迎える。コロナで三年生のみ、家族は1人のみ、短縮の式になるけれど、きっと良い式になるだろうと思う。
