今NHKの朝ドラおちょやんは戦時中設定。
戦時中のを見るとヘルパーの時に出会った方々を思い出します😔
私は基本、ある程度年配の男性の方の話題として、戦時中はどちらに?と切り出します。
それは今日は天気がいいですねーのような会話あるあるの1つとして習得したものです。
大抵の方は苦労した話をして下さいます。ソ連だったり中国だったり。
その話聞いて、世の中の理不尽な事に憤りを感じ、そして巻き込まれたその方に感謝しつつ話が途切れることがありません。
たった1人南方に行かれた方だけは違ってました。
どこに行かれたのかも、どんな苦労されたのかも一切話をされませんでした。
南方の方はそういう傾向があるとは聞いていたものの、実際に出会うと闇の深さに戸惑いました。
何か私ができることがあるだろうか?
辛い経験を消すことはできない。
それは戦争経験のない私たちにはおこがましい。
悩みながら一緒に時間を過ごすうちに笑顔が見れるようになり私はなんだか勝手に満足しました。
その方が、本当に安らかにあの世に逝かれたのかわかりません。
ただ言葉にも出来なかった苦労をあの世まで持って行かぬようにただただ願うばかりです。